Not Yet Printed · 年代記 2036

この本について

決して出版される必要のない歴史書

年代記 2036 は、未来から来た歴史書である。2036年から、ちょうど10年前の今日なされている選択を振り返る。ニュースをもとに1日2回書き直され、各版にはその日の日付が記される。

この本が描くのは、ニュースから見てまだ現実味のある最も暗い道筋である。想像しうる限り最も暗い道筋ではなく、ありうる最も暗い道筋だ。これは予測ではなく警告である。今日なされる別の選択の一つひとつが、この本から1ページを消していく。

読み方

  • ハイライトされたテキストは、実際に起きたことである。ハイライトされた事実はすべて、少なくとも二つの独立した情報源で確認されている。赤い数字は、欄外にあるそれらの出典を示す。
  • 通常のテキストはシナリオである。何も変わらなければその後どうなるかを、2036年の歴史家ならこう書き記すだろう、という記述だ。
  • 各節の年表は、いまなされる一つの選択が2036年までにどう展開するかを4段階で示す。
  • 「まだ変えられる道」は、各節について、その道筋をまだ防ぐことのできる選択を示す。

五つの柱

この本は、合わせて10年後の世界の姿を決める五つのテーマを追っている:

  1. 戦争と平和
  2. 法と自由
  3. 経済
  4. 飢餓、病気、貧困
  5. 気候と自然

ニュースの関心が一時的によそへ移ったからといって、テーマがこの本から消えることはない。ある節が外れるのは、別の選択によってその暗い道筋がもはや現実味を失ったときだけである。そのとき、その節は削除されたページとなる。

出典

  • 事実がこの本に載るのは、少なくとも二つの独立した情報源がある場合に限られる。国際通信社、独立した公共放送、そして国連機関や公式文書などの一次情報源である。
  • 国営メディアやプロパガンダ媒体は、補足としてさえ一切使用しない。
  • ウィキペディア、ソーシャルメディア、論説記事、シンクタンクは情報源とみなさない。
  • 疑わしい事実は載せない。

実在の人物

実在の人物が登場するのは、ハイライトされた事実の中だけである。つまり、実際に行ったことや発言したことを、出典とともに記す。シナリオに名前が出てくるのは国と機関だけだ。架空の将来の行動、発言、運命を実在の人物に帰することは決してない。

誰がつくっているのか

Not Yet Printed は、独立した非商業のプロジェクトである。背後に政党、団体、資金提供者は存在しない。広告を載せず、寄付を求めず、誰が読んでいるかを追跡することもない。制作者は匿名のままでいる。主役は本であって、制作者ではないからである。

文章は、定められた出典ルールに従い、AIの助けを借りて執筆・翻訳されている。

学校での利用

この本は授業で無料で使うことができる。生徒はたとえば次のようなことができる:

  • 欄外の出典を確かめる
  • 事実とシナリオを区別する
  • どの選択ならページを消せるかを考える

お問い合わせ

誤りを見つけた場合やご質問がある場合は、notyetprinted@proton.me までご連絡ください。

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